竹馬の魅力を伝えようと全国を竹馬で行脚してきた千葉県四街道市の元中学校体育教師、飯塚進さん(80)が、最後の行脚として臨んだ「みちのくの旅」を6月19日に青森市で終え、竹馬を置いて引退した。10年以上にわたり“相棒”の竹馬とともに歩んだ距離は5千キロ以上にのぼる。今後は地元の四街道市などで地域の子供たちに竹馬や竹とんぼなど昔遊びを伝えていく活動に注力する。(橘川玲奈)

◆体力の限界

飯塚さんが竹馬による長距離行脚の旅を始めたのは69歳のとき。古希を前にした自分自身への挑戦と、それまでに取り組んできた子供への竹馬の普及活動を掛け合わせることを思いついたという。

初の行脚は平成18年。47日かけて房総半島一周(約530キロ)を達成した。その後、東京から京都までの「東海道五十三次」(約500キロ)、俳人の松尾芭蕉が歩んだとされる「奥の細道」(約2400キロ)、四国八十八カ所霊場を巡るお遍路(約1400キロ)などを踏破した。

東日本大震災後に被災地を元気づけようと自宅から被災地の東北まで竹馬で駆けつけたことや、ハワイやマカオでも組み立て式に改造した竹馬を持ちこんで歩いたこともある。

産経ニュース引用